前提:文化の違いがあることを理解する
前提のお話
こんにちは、申請取次行政書士の王子です。
本日は法律や制度の話ではなく、少し抽象的な話をします。
外国人と関わる上で欠かせない【文化の違いがあること】についてのお話です。
そんなもん言われんでもわかっとるわ!という方はこの記事は飛ばして頂いて結構です。
どんな違いがあるか
有名な曲の一節
「育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない~」
からもわかるように(?)外国人と我々日本人は育ってきた環境が違います。
日本人の当たり前が外国人には通用しないこともあります。
時間に当たり前のように遅れるとか、、
言ってたことと話が違うとか、、
クセがすごい料理食べてたりとか、、
宗教的なことだったりと
(まぁ外国人に限ったことでもないかもしれませんが・・・)
もちろん日本で生活するのであれば、それなりに日本の文化に合わせて習慣をチューニングしてほしいところではありますが、変えない・変わらない・変えたくないアイデンティティがそれぞれの国にあるでしょうから、我々もそれを理解しなければならないです。
お互いの文化を知って、尊重し合うところから外国人との関わりはスタートします。
これは法律や制度以前に知っておかなければならないことですので、当たり前すぎることかもしれませんが、事前に説明させて頂きました。
生の声で知る外国人の思い
日本のような島国にいる外国人は、漂流したりしていない限り、迷い込んで辿り着くなんてことはありませんので、自らの意志で日本にやってきていることになります。
つまり日本に来たくて来ているのです。
日本で生活しているとなかなか気づきませんが、日本は外国人に人気なのです。
どうやってでも(不正な手段でも)日本で生活したいと思っている外国人もいます。
正直、外国人との関わりがまだまだ浅い私は、「なんでそんな日本来たいん?」って思っていました。
なので、外国の方に直接訊いてみたところ、ある人がこう答えてくれました。
「向こうの一日(の稼ぎ)がこっちでは1時間だもん、日本来たいよー…!」
馴染みの通訳さんにも訊いてみたところ
「安心・安全だしみんな日本に来たいんですよ」と
【安心・安全・賃金が高い】というのは非常に魅力的なのですね。
テレビやネットなどでは
「サムライ!フジヤマ!アニメダイスーキー!」といった文化面重視で魅力を語られることが多く感じますが、先程の理由を見ると非常にリアル感がありますよね。
もちろんどちらも魅力ではあると思いますが、自国の家族を食わせなきゃならん切羽詰まった事情がある外国人にとって、なんとしてでも来たい国の一つになっている理由が何であるのか少しわかった気がしました。
話が散らばりそうなのでまとめると、
【外国人との文化の違いを理解しよう】
【(どうにかしてでも)日本に来たい外国人は結構多い】
というお話でした。
ぜひ理解しておいて頂きたいです。
以上。