【おもしろ情報コーナー】徹底解説:名古屋入管 内部探索編①
こんにちは、名古屋の申請取次行政書士、王子です。
本日は前回に引き続き、番外編として名古屋入国管理局について解説して行きたいと思います。
初めて名古屋入管を訪れる方には参考になるような情報を、何度も行ったことがある方には「あるあるw」といった情報をお伝えしたいと思いますのでご参考にされてください。
(※今回使用している画像はすべて実際の風景を模したイメージ画像です。)
名古屋入国管理局の中を探索!
名古屋入管で通常の更新や変更や新規申請をする場合は、基本的に2階までを使用しますので、2階までの各窓口を紹介したいと思います。
今回は1階部分の紹介です。
【出頭申告窓口(1階正面入り口を入ってすぐ左)】
ここは、オーバーステイなどの入管法違反をしてしまった方が、そのことを申告するために設けられた場所です。(自首みたいな感じ)
なので、きちんと届け出や申請を行っていれば利用することはない場所です。
不法滞在者に対する処遇は、警察に職務質問などをされて捕まってしまった場合と、自己申告した場合とでは厳しさが全く変わってきます。
出頭申告すればすべてが許されるわけではありませんが、「在留特別許可」という方式で日本にいられる可能性が高くなります。(在留特別許可はいずれ解説します)
最善はオーバーステイなどにならないように気をつけて、この窓口のお世話にならないようにすること。
もし万が一更新を忘れてしまったような場合は、速やかに出頭申告窓口に出頭するか、一度我々のような専門家に事情を相談するなどしましょう。
【面会窓口(一階入り口を入って、正面の細い通路の突き当り)】
こちらは、残念ながらオーバーステイなどの入管法違反で収容されてしまった方に面会するための窓口です。
まず、一階の受付窓口で申込書を記入し、待合スペースで5分~20分位待ちます。記入の際に在留カードや免許証などの身分証が必要になりますのでご注意ください。書き方は受付の担当の方が丁寧に教えてくれますのでご安心を。
順番が呼ばれると、エレベーターで5階の収容・面会スペースに移動します。そこにも窓口があり、手荷物を鍵付きロッカーに預け入れます。スマホや、カメラなど電子機器は持ち込めません。
差し入れも可能です。ただし飲食物の持ち込みは不可なので、
「ファミマで肉まん買ってきたよー!」とか
「チョコ食って元気出せ!」とか
「カツ丼………食うか…?」とか
はできませんのご注意を。
差し入れがある場合は、警備官の方に差し入れ品目を提示して書面に事細かく記入するのがちょっと面倒ですが我慢しましょう。
面会に当たって特に注意したいのは面会受付時間、
【月~金 9:00~11:00 13:00~15:00】
で、お昼に行くと待ち時間ができてしまうのでご注意を!
【総合インフォメーションセンター(1階入り口入ってすぐ右手の部屋)】
各種手続きに関する問い合わせに対応する窓口で、日本語以外にも各種外国語で対応してもらえるので、手続きや申請書類についてわからないことがあればまずこちらに相談してみましょう。申請用の書式なども用意してもらえます。
え?それなら行政書士いらなくね?
確かにそれだけ見たらそう思われるかもしれませんが、窓口のスタッフさんは詳しい許可基準などは把握してません。「あなたの状況ならこの申請ですね。」とか「この書式ですね。」とかその程度です。複雑な事情を話しても親身に相談に乗ってもらえるわけではありませんので、過度な期待は禁物です。我々の存在意義は、皆さんの申請を全力でサポートして不安を解消しつつ申請を通すことにあります、、と弁明しておきます。
(あとこれはオフレコですが、窓口のスタッフさんは忙しいからかなんなのかわかりませんが常に半ギレです←個人の感想。役所なんてそんなもんだろと言えばそうなのかもしれませんが接客業としてどうなん?とは思います。)
ちなみに電話窓口はこちら↓
外国人在留総合インフォメーションセンター
TEL 0570-013904
(IP, PHS, 海外:03-5796-7112)
平日 午前8:30~午後5:15
※一般の方に間違い電話が掛かることが多発しているため,お問合せの前に電話番号の再確認をお願いします。
以上で名古屋入管1階の探索は終了です。
初めて行く場合はどこ行けばいいのかわからなくて迷うこともあると思いますので、ぜひ参考にされてみてください。
次回は2階を探索しましょう。
以上